クワバカ連合会での採集会(山梨県)・・・パート1。

ここのところ暖かい日が続きますね。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、春彼岸の3月18日までは1ヶ月もありませんから、もう2?3回位は寒い日が来るかもしれないものの、そろそろ暖かくなっていくことでしょう・・・。
寒がりの私にとっては、待ち遠しいですが、もう少しの辛抱ですね。

さて、それでは先日の連合会による採集記です・・・。

そもそも、この採集会をやろうと思ったのは、海外から帰国したどんぐりさんと一緒に採集をして2日間みんなで楽しもうと思ったからでした。
そこで、都合の付きそうな面々に声を掛けてこの採集会が決定しました。
当人も現地では全く採集が出来ませんから、いい気分転換になって楽しいひと時を過ごしてもらえればと思い、私達もそのつもりで奮闘しようと少々気合の入ってしまった為か、久し振りに早朝からの出発となりました。

今回のクワバカな面々は、4県からのメンバーでしたが、私の地元静岡県からは、後輩君と私の2名です。
最近の山梨県では、標高の高い地域で積雪があったようなので、万が一の事を考えてタイヤチェーンを持参しての現地入りとなりました。・・・(どこまでクワバカなのかと笑われそうですが・・・)

初日は、4班に分かれて別々に行動する事になりましたが、誰がどこのポイントに入るかどうかは全く知らないので、とにかく手応えがあったら連絡をするつもりで、私と後輩君はあるポイントへと向った。

案の定、レアなところなので誰も入った形跡はありません。

所々に積雪が残っていましたが、探索をするのには全く影響がないので、後輩君と分かれての行動開始です。

時折、朽ち木があるものの、”これはいける!”と思った材からは、いつも多く見かける幼虫ばかりで手応えがない・・・。

探索をしながら1時間半あまりが経過した頃だった。

ふと地面を見ると○○の倒木が立ち枯れから朽ち落ちていたのです。

この材は、珍しい材ではありますが、ここ山梨県では過去に一度も本命が入っていたことはありません。

しかし、他の地域では過去に2度ばかり成虫や幼虫を出した経験があるので、朽ち方さえ良ければ可能性はあります。

そんなわけで、そんなに期待せずにふと倒木の端の部分に目をやったところ、こまかな粉な噴いていたのです。

そこで、その周囲をチェックしてみたところ、いきなりひと目で本命と分かる初令幼虫が姿を現しました。

え?! 本当に?

間違いない、オオクワだ?

落下して倒木となっていた材からは、1頭のみが出て来ましたが、問題はその元の部分です。

その立ち枯れにしがみ付いて登った後、その折れた元の部分を良く見てみると、材質が柔らかくて初令が育つには適した状態となっている。

そして、その部分を慎重にチェックしていくとポロっと初令幼虫が姿を現しました。

F1010619.jpg
オオクワガタ初令幼虫

さらにその直ぐ下からも初令幼虫が・・・。

F1010620.jpg
オオクワガタ初令幼虫

写真を撮り終えて、近くにいると思われる後輩君と連絡を取り、こちらに来てもらう事にしました。
私が何よりうれしかったのは、ここ山梨県で初めて出す事となったこの○○材からのゲットだったからです。

しばらくして後輩君が来たので、彼に残りをチェックしてもらう事にしました。

そこには、産卵の痕跡が残っており、まだ何頭かが出て来るものと思われた。

F1010621.jpg
産卵の痕跡

しかし、まだいると思われた幼虫は追加が無く、残念ながらこの3頭のみだった。
ただ、この材にはまだ産卵出来るスペースがあるようなので、しばらく寝かせてから来れば面白そうな感じですね。

この後も私達は、アップダウンのあるこのポイントを歩き続けた。

樹液木もいくつかあるようなので、夏に来ても面白いかもしれません。

そうこうしている内に初令をゲットしてから2時間近くが経過した頃、斜面に横たわる○○の倒木を発見

勿論、手付かずの材だったのですが、状態が良さそうな感じである。
そこで、怪しいと思える部分の何ヶ所かにチェックを入れるが、出て来たのはいつものコクワちゃんだった。

しかし、なにかおかしいなあ・・・。

こんなに日当たりの良い場所にある良材なのにオオクワが生息していないのだろうか・・・??

この時、私の中で何か納得出来ないものがあり、ふと気になる部分にもう一度斧を入れたところ、その部分から粗めの太い食痕が姿を現しました。

う?ん、これはなんだろう

ひょっとして、倒木の裏側から来ているカブトの食痕だろうか・・・。

この地点では、まだ半信半疑だったので、その粗めの食痕を追い掛けたところ、斜面側の下部に伸びたその食痕が180度方向を変えて上へと伸びたところで、今度は細かな太目の食痕へと変わっていた。

しかし、まだこの地点でも半信半疑だった・・・。

さらにその食痕を追い掛けると、その太目の食痕が菌糸にまかれたような白色に変化し、その白色の食痕を20センチ程追い掛けた後、今度は堅く詰った茶色の食痕へと変わっていたのです。

これは間違いない オオクワだ

倒木の中心の堅い部分を上へと伸びる太い食痕の主となるともうオオクワしかいないでしょう!

しばらく追い掛けた後にようやくその主が現れたのです。

F1010622.jpg
倒木の中心部を走る3令の食痕

堅い材質の中を伸びた食痕の先でポコッと穴が開いた・・・。

F1010624.jpg
3令♂と食痕

間違いない、10ミリ後半の頭幅を持つ3令の♂のようです。

F1010625.jpg
体重6,6グラム、頭幅10,7ミリの♂

ずっと暗い中で活動していた幼虫が、暖かな太陽に照らされて手の平の中でモジモジと動いている姿がなんともいえないですね。
やはり狙い通り、怪しい部分の奥にいましたが、人間時々こんな第六感的なものを感じる時ってありますよね。
この時は、正にそんな感じでした。

しかし、不思議とこの1頭のみで追加はなく、さらに先へと探索を続けたものの、手応えがなく、午前中の部を終了しようと思ったところにクワ友から連絡が入った。

ク「もしも?し、今、成虫が出ましたが、まだまだ入っていそうです。」

私「凄いなあ!やったねえ、その写真を撮らせてよ。」

ク「了解です!どの位で来れますか?」

私「そうだなあ、後○○分で行けると思うからそれまでちょっと待っててよ!」

ク「了解です!」

聞けば私達が午後から入ろうと思っていたポイントだったので、何か縁があったんだろうかと感じましたが、彼の嗅覚も鋭いなあと思いましたね。

採集に夢中になってしまっていたためか、昼食抜きでやっていたので、車中で昼食を食べながら後輩君とクワ友の待つポイントへと向ったのです・・・。

     つづく・・・。
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