宝探しは面白い・・・。

3月に入り寒さも幾分和らいできた今日この頃です・・・。
ちょうど1ヶ月ほど前に後輩君が岐阜県の河川敷に採集に行った際、随分と柳の木が伐採されていましたと言う話を聞いたんですが、相変わらず重機を使っての河川敷の伐採が現在もこれからも継続して実施されていくようで、これから先どうなってしまうのだろうか・・・。
私自身も少ないながらも、この地域が好きで平均すれば年間2~3回は採集に行っている感じですが、年々採集する事が厳しくなっている現状を考えると、今後はさらに難しくなるでしょうね。
しかし、難しいからこそ”夢の宝探し”が採集者にとっては面白いわけで、そんな宝探しが私にとっても魅力的だし、ロマンを感じます・・・

今回一緒に行く事になった後輩君も、すっかりここの河川敷に魅了されてしまった1人なんですが、過去には40連敗を記録した事があったものの、それでも諦めずに奮闘し続けている姿には、私自身も頭が下がります・・・。

やはり、何としても自力ゲットしたいという思いが、彼をそうさせているのでしょう。何度通っても採れないと諦めたくなる気持ちも理解出来ますが、彼には真の価値観を味わいたいという気持ちが強いのだと思いますね。

これは、なかなか出来るものではありませんが、仕事面でも信頼度が高い彼ですから、今回はやってくれるかもしれません・・・。

2人でそんな期待感を持ちながら、地元静岡を早朝に出発して現地へと向かった。

途中、やはり伐採されている光景を目の当たりにしましたが、やはり複雑な思いがします。

そして、狙いを付けていたポイントへと到着・・・。

ここは、数年前に良材を見つけたポイントなのですが、いったいどうなっているのかが気になっており、早速着替えをして探索開始となった。

幸い採集者の痕跡はなく、朽ち木は少なからずあるので、1本1本チェックをしていくが、出て来るのはコクワ君ばかり・・・。

ここ河川敷では、大半がコクワ君でそれ以外が本命なので、同定のし易いのが特徴です・・・

後輩君も高所の朽ち木をチェックしていきますが、こちらも手応えがないようです。

そうこうしている内に2時間以上が経過し、数年前に見つけた立ち枯れ材にようやく辿り着く事が出来た・・・。

直径はかなり太めであり、しかも立ち枯れているそのままの状態で残っていた。

高さは2,5メートル程であろうか、しかし、カワラがびっしりと付いており、状態は良さそうである・・・

IMG_1678.jpg
ヤナギ立ち枯れカワラ材

容量がかなりあるので、後輩君を呼んで2人でチェックを開始する事にする・・・。

後輩君は、上部からチェックを入れる・・・。

そして、私は胴の部分の妖しいと思われる部分にチェックを入れると3令の食痕が姿を現した。

う~ん、ちょっと細めであるためか確定とは言えず、その先を追い掛けていったところ、しばらくしてその姿が明らかとなった。

サクサクの良い感じで朽ちている部分でしたが、出て来たのは、やはりコクワ君だった・・・

IMG_1679.jpg
残念ながらコクワ君

この後、上部でチェックをしていた後輩君が、何やら2令サイズの綺麗な食痕を追い掛けていましたが、残念ながらこれも2令のコクワ君だった・・・。

そして、先程3令のコクワ君の出たところから、70~80センチ下ったところに再度チェックを入れた私ですが、その瞬間、極太食痕が姿を現したのです・・・

私「マッチャン、これどう思う

マ「いやあ、これは凄いですねえ

私「これは間違いないなあ


IMG_1680.jpg
極太食痕現る

極太食痕には間違いないが、途中途中で隙間があるのがちょっと気に掛かる・・・。

ひょっとして、この先で死んでいる可能性もあるなあと、この時に感じましたが、その先を追い掛けていったところ、直ぐに大きな穴が開いた瞬間、これはこの先に大きな3令がいるなと確信したのです・・・

再度、後輩君に同じ質問を投げ掛けてみた・・・。

私「マッチャン、これどう思う

マ「これは相当デカイものが入っている感じですねえ

私「しかし、この穴の大きさはかなりのものだなあ・・・。」


IMG_1682.jpg
直径20ミリ以上もある大きな穴

2人して顔を見合わせながら、目の前にある穴の大きさに驚嘆し、その先にいると思われる主がどんなものなのかを想像していたのです・・・。

この時にライトを照らしながら、奥の主を確認しようとしましたが、かなり奥にいるようで姿が確認出来ません。

私の記憶でも、ここまで大きな穴と言うのは過去に2~3度と言ったところだろうか・・・??

しかも、この極太食痕は、居食いをしながらのものであるために本当に短い長さであった。

そして、穴の先を少しづつ追い掛けていくと、ついにその主が姿を現したのです・・・

これはデカイなあ

IMG_1684.jpg
プリプリっとした大きなお尻

この時点では、2人共17~18グラム位かなあと言うかんじでしたが、この後全体の幼虫の姿が見えると、その大きさに驚いたのです・・・

IMG_1687.jpg
ひと目でデカイと感じる特大幼虫

しかしながら、正直この瞬間でも20グラムいっているかどうかなあと言う感じでしたが、とにかくそれに近いなあと言うのは実感していたのです。

そして、写真を何枚か撮った後、慎重に取り出し、量りに載せてみると、なんと21,4グラムで頭幅11,6ミリの特大幼虫だったのです。

IMG_1689.jpg
特大幼虫(体重21,4グラム、頭幅11,6ミリ)

ここ河川敷では、以前9年前に21グラムの特大幼虫を割り出しましたが、結構月日が経ったんだなあと実感した次第です。

なかなかこの地域では見る事の出来ないサイズである事には間違いないですが、きっとこの河川敷のどこかにまだまだ大きな幼虫や70ミリを越える成虫が生息しているかも知れず、”宝探し”と言う面白さを感じてしまいます。

この1頭を採集した後、今度は後輩君に続きをチェックしてもらいましたが、残念ながら追加はありませんでした。

しかし、産卵した時にはいくつかの卵を産んだと考えられますが、外敵に食べられてしまった可能性もありますね。しかも、各所で現在も伐採が行われていますから、朽ち木をはじめとする生木までもが相当犠牲になっている状況です。

ここも近い将来無くなってしまうかもしれないですね、ひじょうに残念な事ですが、これがここ河川敷の状況なのです・・・。

この後も、場所を変えながら、2人で奮闘したものの、残念ながら追加は得られませんでした。

まあ、実際にはまだまだ広範囲に渡って雑木林は存在していますから、頑張れば採れると思いますが、私レベルでは1頭割り出すのが本当に難しいと感じているので、容易ではありません。

しかし、通っても採ることは容易ではありませんが、行かなければ絶対に採れませんから、諦めずに頑張る事しかありませんね。

私自身の採集の原点になっているのは、今から21年前にH氏に言われた”頑張れば採れますよ!”と言う深みのある言葉です。
頑張っても採れないのは、まだまだ頑張りが足りないと自覚し、さらに頑張る事だと言うことを肝に銘じてやる事ではないかなと思いますね。

IMG_1690.jpg
高所で奮闘する後輩君

私なんかはまだまだですが、現在のマイペースで仲間と採集を楽しむスタイルが好きです・・・

この日、後輩君と日没までやって終了し、帰りは高速PAで唯一あるサガミに立ち寄り、蕎麦と焼肉丼のセットを食べて帰宅しました。

IMG_1691.jpg
新城PAならではのしんしろセット800円(焼肉丼と蕎麦のセット)

私のクワ友の中には、この地域が大好きだと感じている方々が何人かいますが、この宝探しが魅力的ですね。

今期もう一度くらいは、撃沈を食らいにこのレア産地へと行けたらなと思います・・・。

     終わり・・・。
スポンサーサイト
プロフィール

☆KAZUさん☆

Author:☆KAZUさん☆
詳しくはKAZUさんプロフへw

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
リンク
QRコード
QRコード
お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文: