感動のブナ帯採集・・・パート4。

今日は、朝から色々と忙しい1日でしたが、本当に暑かったですねえ・・・。
そうそう、今日もヤンキースのマー君がやってくれました。
これでシーズンの3分の1を終えて8勝1敗ですから、申し分ありません。
しかも、防御率が脅威の2,00とは誰が想像していたでしょうか?
とにかく怪我なくプレーして欲しいのと、ヤンキースがワールドシリーズに進出出来る事を願いたいです。

さて、それでは採集記の続きです・・・。

                 ・・・<2日目>・・・

いよいよ、残すところ後半日となった。

ここは、クワ友が目を付けていたポイントですが、私にとっては初めて目にするところであり、もう1本当てたいなあと思いながら、山の中を入っていったのです。

一見すると樹層が悪くて、とてもオオクワガタが生息するような環境でないと思われがちですが、中に奥深く入り込んでいくと、樹層が良くなっているところがあり、そんなところに朽ち木があれば面白いなあと感じていた。

とにかく林道奥まで歩きながら、良さそうに思える樹層のところに行っては朽ち木があるかないかをチェックするという事を繰り返し、林道の先へ先へと進んで行った。

ここブナ帯においては、地形や方向が分かり難い面がありますから、勝手気ままに奥へと行ってしまうと、遭難する可能性があり、注意をせねばなりません。

それに熊出没地域でもあるので、この辺りは慎重に行動しなければいけませんね。出来ればクワ友と一緒に行動するのが一番でしょう・・・。

時折、朽ち木らしきものは確認出来るものの、なかなか手応えがない。

さらに奥へと進んだ先で、なにやら朽ち木らしきものを発見

とにかく状態の良し悪しは、チェックしてみない事には分からない・・・。

まずは、クワ友が立ち枯れ材の腰くらいの位置にチェックを入れた瞬間、直ぐに太目の食痕が出たのです。

友「KAZUさん、これどう思います

私「う~ん、まだなんとも言えないけど、アカアシの可能性もあるかなあ・・・。」


DSCN1731.jpg
良い状態で朽ちていたブナの立ち枯れ

さらにその先をチェックしようとした次の瞬間だった・・・。

オオクワですよ~

いやあ、ほんとだ~
 やったねえ~

次の瞬間、2人はガッチリと握手を交わしていたのです・・・

DSCN1734.jpg
3令幼虫♂(体重10,0グラム、頭幅11,1ミリ)

頭幅が大きくていいサイズですね。

クワ友と交代して続きのチェックをしていると、直ぐに粗い極太食痕が姿を現し、その食痕を丁寧に追い掛けていきます。

この立ち枯れ材の状態は、凄く良い感じであり、この食痕の先にいる主がどのようなものなのか期待が膨らんだ。

そして、しばらく追い掛けた後についにその正体が明らかになったのです・・・。

DSCN1736.jpg
粗くて太い3令の食痕

いやあ、デカイなあ

DSCN1735.jpg
3令の食痕と大型の3令幼虫

これなら15グラム以上あるかなあ・・・。

大きいですねえ


DSCN1738_201405311157213d3.jpg
15グラムオーバーの3令♂

この時にも、2人でカッチリと握手を交わしていた・・・

そして、写真を撮り終えた後に体重計に乗せてみたところ、なんと16,3グラム(頭幅11,3ミリ)あり、立派なサイズだった。

DSCN1740.jpg
大型の3令幼虫(体重16,3グラム、頭幅11,3ミリ)

ここでもう一度クワ友と交代してチェックしていると、もう1本極太食痕が確認され、その食痕を慎重に追い掛けていったところ、結局、残念ながらこの2頭の3令幼虫のものだったようです。

しかし、3令幼虫の♂が2頭ならば、メスの成虫か3令♀はいないものかとその周辺を再度チェックしましたが、追加がなく下部はもう入っていないようです。

それならば上部という事になりますが、別のクワ友が来たらチェックしてもらおうとそのままにしておいて、私達は近くにある倒木のチェックをしていたんです。

しかし、全般的に湿り気が多くて状態が悪く、入っているのはカミキリの幼虫だらけだった。

そんな時、そこにいたクワ友が何か気になるらしく、湿り気の多い部分をチェックしていると、太目の食痕が姿を現した様子・・・。

友「KAZUさん、これはどう思います

私「いやあ、湿り気の多い部分だから、多分オオクワではなく、コかアカアシなんじゃないかなあ・・・。」


そんな会話をした後に彼が続きをチェックして間もなく、ついにその正体が・・・。

友「オオクワ出ました~

私「これは驚いたなあ~


そこには、ハッキリとした頭幅の大きな3令幼虫がいたのです。

いやあ、まさかこんなところにねえ・・・。

DSCN1741.jpg
3令幼虫♂(体重13,0グラム、頭幅10,8ミリ)

そこには、1頭だけでしたが、いいサイズの3令幼虫が入っていたのです。

そうこうしている内に別行動をしていたクワ友が合流したので、現在の状況を説明した後に立ち枯れ上部をチェックしてもらう事にしました。

すると削り始めてしばらくすると、ポコッと穴が開いたそこには、大きな成虫の姿がありました。

蛹室内で、奥に大アゴを突っ込んだ状態のその個体をクワ友が取り出してみたところ、思わず彼が叫んでいた・・・。

デカイなあ  でも死んでるよ

その個体を木片の上に置いた状態で写真を撮ってみましたが、今にも動き出しそうな感じでしたね。

DSCN1743_201405311158587e2.jpg
残念ながら蛹室内で死んでいた♂64,5ミリ

きっと脱出出来ないまま死んでしまったのかもしれません。

ここブナ帯では、このような今にも動き出しそうな状態で死んでいた♂♀の個体を何度目にしただろうか・・・。

寒冷地ならではなのかもしれません。

この後、状態の良い部分を納得のいくまでチェックしてもらいましたが、最後の最後にこのような大物個体がでて終了となりました。

もう辺りは薄暗くなっており、30分以上も時間をかけて車に戻り、記念撮影をしてこの2日間の採集を終えました。

DSCN1752.jpg
今回の成果の一部

着替えをしてから車に乗り込む頃には、雨が降り出しましたが、採集中に雨に降られることもなく、ひじょうに良かったです。ただ、日中は気温が上昇し、ブヨがひじょうに多かったですね。

こうして、この後、無事に帰宅したのです・・・。

2日間を通して感じた事は、苦労を共にした信頼すべきクワ友との採集は、お互いを思いやる事も大事であると思いました。だからこそ、自身が見付けた材であっても、みんなで割りながら楽しむ事も必要だし、苦労や努力が理解し合えるのだと感じました。しかし、苦労をしていない方には、理解し難いのかもしれませんが、採集を継続していけばいつかその事が理解出来ると思います。

最後に今回お世話になったクワ友達には、ひじょうに感謝しております。
また秋には、再びブナ帯採集を楽しみましょう・・・

              終わり・・・。




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