感動のブナ帯採集・・・パート3。

先日、クワ友から樹液採集の報告がありました。
それは、8メートル位の高さにある樹洞を確認したところ、ヒラタなのかオオなのかハッキリしないものの、それが複雑に入り組んだその樹洞の奥に身を潜めていたと言うのです。
樹液が染み出ていて、いい感じだったそうですが、近日中に再度その樹液木の確認に行くそうです。
本命のオオクワであって欲しいものですね・・・
いよいよ樹液シーズン到来ですね・・・

さて、それでは採集記の続きです・・・。

              ・・・<2日目>・・・

私自身、普段は睡眠時間が4~5時間というところなんですが、このような遠征になると普段よりも2時間位はゆっくりと休む事が出来るので、この日の朝もぐっすり眠れた関係で心身ともにスッキリとしていた。

天候は、うす曇といったところですが、雨の心配は取り合えずなさそうです。

昨日、2日目に入るポイントを話し合い、まずはそこのポイントへと向かった。

途中で昼食分を調達し、これで準備OKです・・・

さて、2日目はどんなドラマが待っているのだろうか・・・???

誰にもそれは予測が付かないものですが、しっかりと歩いて探せばどこかにお宝木は存在するので、頑張って探索するしかありません。

ポイントに到着し、朽ち木探しが始まった・・・。

各々がチェックをしていると何やら遠くで、大きな声で何か叫んでいる様子

私自身もチェックしていた朽ち木に見切りが付いたので、声のする方に行って見る事にした。

おぉ~い

おお~い


クワ友の声のする方角が直ぐにわかったので、そちらに急いで駆けつけてみると、なんとそこには落下した太い枝部の朽ちた部分から♂の蛹の死骸が出ていたのです・・・

友「KAZUさん、ここから蛹の死骸が出て来たんですよ

私「これは60ミリあるかどうかのサイズですね・・・。」

友「まだこちらの元の部分には入っていそうですよ

私「そうだね、いかにも怪しい感じだね。」


DSCN1717.jpg
60ミリクラスの蛹の死骸

周囲には、倒木が転がっていて、元の立ち枯れ材はかなり衰退しており、今にも崩れ落ちそうな感じである。

重みで傾いている部分を押してみると、何度かやっている内に下に崩れ落ちてしまったのです。

元々そこにあった倒木と崩れ落ちたものとを順番にチェックしていく事にしました。

すると湿り気の多かった倒木を剥がすようにひねったそこには、3令♀の姿がありました。

オオクワだ~

DSCN1718.jpg
3令幼虫♀(体重7,6グラム、頭幅9,5ミリ)

そして、今度は堅めの倒木をチェックしていたクワ友が、食痕を追い掛けた先に何やら成虫を割り出した様子・・・。

しかし、何か変です・・・??

その成虫は、蛹室内で息絶えて死んでいたのです・・・

DSCN1720.jpg
蛹室内で死んでいた♂61ミリ

後にサイズを測ると61ミリありましたね。

ここで別のクワ友にも状況を聞きながら、こちらへ来てもらうように連絡するものの、なかなか電波が届かず苦労しましたが、ようやく連絡が取れたので、こちらへ来てもらうことにしました。

しばらく待っていると、クワ友が駆けつけたので、話を聞いてみたところ、彼がチェックしていた朽ち木では、脱出口があって抜けていたものの、少なくとも3頭の65ミリクラスのものが抜け出た後が確認されたそうですが、残念ながら残っていたものはなかったようです。

この後湿り気の多い倒木から、3令♀が姿を現しました。

DSCN1721.jpg
3令幼虫♀(体重8,0グラム、頭幅8,8ミリ)

さらに状態が良いとは言えない堅めの材をチェックしていると、またしても3令の♀が出て来たのです。

しかし、♂の3令がなかなか出て来ません。

ひょっとして崩れ落ちた拍子に幼虫・成虫が材の中から吹っ飛んだとも考えられなくもないですが、近くを見渡す限りはそのようなものは確認されなかった。

他種のアカアシやコクワガタの成虫・幼虫もいくつか出たものの、不思議とここまではオオクワガタの幼虫の3令しか出ておらず、初令・2令は、全く見掛ける事がありませんでした。

DSCN1723.jpg
3令幼虫♀(体重6,2グラム、頭幅9,0ミリ)

各々が周辺の朽ち木のチェックをしていた時だった。

私がチェックしていた倒木の足元をふと見ると、なんとそこには、オオクワガタの中歯型が、チェックしていた倒木の上をのしのしと歩いているではありませんか・・・

いやあ、これには正直びっくりしてしまいました・・・。

オオクワの成虫だ~

日中の気温も上昇し、材割りをしていた振動によって、刺激された成虫が蛹室内から出て来たようです。

その証拠にチェックしていた材の中を良く見てみると、少し削った奥には確かな蛹室が確認されましたね。

採集した中歯型を一旦蛹室内に戻してから写真を撮りなおす事にしました。

気温が暖かなせいもあり、直ぐに蛹室内から出て来てしまうので、写真を撮るのに少々時間が掛かってしまいました。

DSCN1725.jpg
蛹室内の成虫

今度は別角度からも撮影してみました・・・。

DSCN1727.jpg
蛹室内の中歯型

写真を撮り終えてから、サイズを測ってみたところ、ワイルドらしくスマートな56ミリでした・・・

DSCN1729.jpg
成虫♂56ミリ

さて、時間的にもまだたっぷりとあるので、朽ち木を探しながら車を走らせ、良さそうな樹層であればそこに入って探索をするということを繰り返し、昼食休憩後に最後のポイントへと移動したのです。

そして、またしても最後に感動が待ち受けていたのです・・・。

     つづく・・・。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

☆KAZUさん☆

Author:☆KAZUさん☆
詳しくはKAZUさんプロフへw

最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード
カウンター
お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文: