10ヶ月振りとなる能勢遠征・・・パート1。
クワ友達は、それぞれ複数の地域でオオクワガタ採集に奮闘しています。
昨日も2名の方から採集報告を聞きましたが、厳しいところで頑張っていますね・・・。
さて、今回私が遠征に出掛けたのは東西を代表する西のクヌギ地帯の能勢です。
これまでも単独または仲間と30回余りを経験していますが、いつ行っても厳しい環境です。
それなのになぜかここには、採集者を引き付ける特得な魅力と言うものがあるんです。
やはり、それは私の好きな日本を代表する東の山梨県と同じ2大クヌギ産地であると言うことと、それを取り巻く環境が好きなんです・・・
私の住んでいる静岡県からは、およそ350キロで5時間ほどの所要時間がありますが、これまで材割り採集のみで30回程採集に出掛けました。
特にここ5年間では、厳しさが増しており、私にとってはいつも苦戦を強いられています。
そんな能勢ではありますが、その厳しさが採集者を引き付けているひとつの理由なのかもしれません。
それでは、能勢遠征採集記です・・・。
オオクワガタ採集をしていれば行ってみたい地域のひとつに山梨県・能勢の地域が上がるはずです。
今回は、クワ友の希望もあり、とある地域へのチャレンジをする事となりました。
早朝に地元を出発し、途中休憩を挟みながらクワ友達と合流して現地入りしたのが8時過ぎだった。
さて、まずは樹層の良さそうなところに立ち並ぶいくつかのクヌギを中心とした朽ち木を目指しての探索です。
時折姿を見せるのは、やはりコクワ君です・・・。
しばらく探索した後、2ポイント目に移動し、ここでは本命が入っていても不思議でない良材が何本か確認出来ましたが、手応えがなかった。
そして、昼食休憩もせずに3ポイント目に移動して探索をしていると、近くで朽ち木をチェックしていたクワ友が大きな声で叫んだのです・・・。
友「KAZUさ~ん、面白い食痕が出ましたよ~!」
私「ほんとに~?」
友「ちょっとこちらに来て見て下さい!」
私「了解~!」
クワ友のチェックしていた○○の朽ち木に剥き出しになっている太い食痕を見てみると、細かくて堅く詰まった状態だった。
友「KAZUさん、どう思いますか?」
私「この状態で100%とは言い切れないけど、かなり可能性は高いと思うよ!」
友「オオクワですかね?」
私「ただ、食痕の中に糞が確認されないものの、アカアシの可能性もあり得るから、もう少し削ってみないと断定は出来ないね・・・」
そして、クワ友が続きをチェックすると、しばらくしてその主が姿を現したのです・・・。
これはオオクワでしょう
オオクワガタ3令♂
そこには、材質の堅い部分を食していた3令幼虫の姿がありました。
この瞬間、2人でガッチリと握手を交わしたのです・・・
私「初ゲットおめでとう!」
友「ありがとうございます!」
いやあ、良かった良かった・・・
厳しい産地での貴重な1頭が出た瞬間でした。
オオクワガタ3令♂
サイズ的には、それ程大きなものではありませんが、何といっても彼にとっては初ゲットとなるおまけ付ですから、貴重な1頭を採集出来た事で感慨深いものとなりましたね。
早速、3令幼虫を取り出した後、記念撮影です・・・。
こうして見てみると、この1頭の存在感は、計り知れないものがあります。
これは、体重9,0グラムで頭幅10,0ミリでしたが、きれいな3令ですね。
3令♂(体重9,0グラム、頭幅10,0ミリ)
さて、まだ入っていそうなので、この続きをチェックしたところ、コクワガタの2令・3令が確認された後にオオクワのメスの成虫が抜け出たものと思われる形跡を目にしましたが、追加はありませんでした。
この後、広範囲に渡ってクワ友達と探索をしましたが、なかなか手応えのないまま日没となってしまいました。
途中、こんな樹液痕の残る樹液木を見つけましたが、かなりの山奥なので夏期採集に来ようにも来れないですね・・・
樹液木
初日に運良く貴重な1頭をクワ友がゲットしてくれた事で、みんなで喜んだ。
そして、着替えをした後に食事をするためにとあるお好み焼き店へと向かったのです。
私自身は、お好み焼き・焼きそばが大好物なので、クワ友と夕方からもう1人が合流して賑やかな夕食となり、あっという間に3時間余りが経過してしまいました・・・
この後は、宿泊させてもらうクワ友の家に向かい、そこでも夜遅くまでクワ談義に花が咲いたのでした。
こうして、1日目が終了したのです・・・。
つづく・・・。
昨日も2名の方から採集報告を聞きましたが、厳しいところで頑張っていますね・・・。
さて、今回私が遠征に出掛けたのは東西を代表する西のクヌギ地帯の能勢です。
これまでも単独または仲間と30回余りを経験していますが、いつ行っても厳しい環境です。
それなのになぜかここには、採集者を引き付ける特得な魅力と言うものがあるんです。
やはり、それは私の好きな日本を代表する東の山梨県と同じ2大クヌギ産地であると言うことと、それを取り巻く環境が好きなんです・・・
私の住んでいる静岡県からは、およそ350キロで5時間ほどの所要時間がありますが、これまで材割り採集のみで30回程採集に出掛けました。
特にここ5年間では、厳しさが増しており、私にとってはいつも苦戦を強いられています。
そんな能勢ではありますが、その厳しさが採集者を引き付けているひとつの理由なのかもしれません。
それでは、能勢遠征採集記です・・・。
オオクワガタ採集をしていれば行ってみたい地域のひとつに山梨県・能勢の地域が上がるはずです。
今回は、クワ友の希望もあり、とある地域へのチャレンジをする事となりました。
早朝に地元を出発し、途中休憩を挟みながらクワ友達と合流して現地入りしたのが8時過ぎだった。
さて、まずは樹層の良さそうなところに立ち並ぶいくつかのクヌギを中心とした朽ち木を目指しての探索です。
時折姿を見せるのは、やはりコクワ君です・・・。
しばらく探索した後、2ポイント目に移動し、ここでは本命が入っていても不思議でない良材が何本か確認出来ましたが、手応えがなかった。
そして、昼食休憩もせずに3ポイント目に移動して探索をしていると、近くで朽ち木をチェックしていたクワ友が大きな声で叫んだのです・・・。
友「KAZUさ~ん、面白い食痕が出ましたよ~!」
私「ほんとに~?」
友「ちょっとこちらに来て見て下さい!」
私「了解~!」
クワ友のチェックしていた○○の朽ち木に剥き出しになっている太い食痕を見てみると、細かくて堅く詰まった状態だった。
友「KAZUさん、どう思いますか?」
私「この状態で100%とは言い切れないけど、かなり可能性は高いと思うよ!」
友「オオクワですかね?」
私「ただ、食痕の中に糞が確認されないものの、アカアシの可能性もあり得るから、もう少し削ってみないと断定は出来ないね・・・」
そして、クワ友が続きをチェックすると、しばらくしてその主が姿を現したのです・・・。
これはオオクワでしょう
オオクワガタ3令♂
そこには、材質の堅い部分を食していた3令幼虫の姿がありました。
この瞬間、2人でガッチリと握手を交わしたのです・・・
私「初ゲットおめでとう!」
友「ありがとうございます!」
いやあ、良かった良かった・・・
厳しい産地での貴重な1頭が出た瞬間でした。
オオクワガタ3令♂
サイズ的には、それ程大きなものではありませんが、何といっても彼にとっては初ゲットとなるおまけ付ですから、貴重な1頭を採集出来た事で感慨深いものとなりましたね。
早速、3令幼虫を取り出した後、記念撮影です・・・。
こうして見てみると、この1頭の存在感は、計り知れないものがあります。
これは、体重9,0グラムで頭幅10,0ミリでしたが、きれいな3令ですね。
3令♂(体重9,0グラム、頭幅10,0ミリ)
さて、まだ入っていそうなので、この続きをチェックしたところ、コクワガタの2令・3令が確認された後にオオクワのメスの成虫が抜け出たものと思われる形跡を目にしましたが、追加はありませんでした。
この後、広範囲に渡ってクワ友達と探索をしましたが、なかなか手応えのないまま日没となってしまいました。
途中、こんな樹液痕の残る樹液木を見つけましたが、かなりの山奥なので夏期採集に来ようにも来れないですね・・・
樹液木
初日に運良く貴重な1頭をクワ友がゲットしてくれた事で、みんなで喜んだ。
そして、着替えをした後に食事をするためにとあるお好み焼き店へと向かったのです。
私自身は、お好み焼き・焼きそばが大好物なので、クワ友と夕方からもう1人が合流して賑やかな夕食となり、あっという間に3時間余りが経過してしまいました・・・
この後は、宿泊させてもらうクワ友の家に向かい、そこでも夜遅くまでクワ談義に花が咲いたのでした。
こうして、1日目が終了したのです・・・。
つづく・・・。
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