やはりオオクワ採集は面白い・・・。
今日は、久しぶりに気温が暖かだったですが、直ぐに寒さが戻るようなので、体調を崩さないように気を付けないといけませんね。
12月も残り3週間となりましたが、これからはもっともっと忙しい日々を迎えますから、何とか頑張らないと・・・。
さて、それでは先日のオオクワ採集記です・・・。
この日は、クワ友と現地で待ち合わせした後、いくつか決めておいたポイントへと順番に入ってみる事にしました。
まず1ポイント目に入ってみると、全体的な雰囲気は良く手付かずの材が所々に存在している。
クワ友と別れて思い思いの材をチェックしていった。
私の進んだ方向には、怪しい材がいくつか確認出来るものの、チェックしてみるといつものコクワ君ばかり・・・。
そんな中、これはと思える2令サイズの食痕が出ましたが、やはり主はアカアシ君だった・・・
この後も良材が見つかるものの、やはり本命の姿はないようです。
クワ友に連絡をしてみましたが、彼も手応えがなかったとの事で、次の2ポイント目へと移動する事にしました。
車を止めてから、ボチボチと歩きながら材探しをしていると、ここも手付かずの材が所々に確認出来た。
ここなら面白そうだなあ・・・
ポイントへ入って1時間以上が経過した頃だった。
クワ友から、”多分間違いないと思います!”との連絡をもらい、チェック途中の材をそのままにしてその場に行ってみると、そこには極太食痕と大きなボデーの3令の姿が確認出来たのです。
いやあ、これは完璧だね
オオクワガタとコクワガタの3令幼虫。
随分と堅い部分を食しながら、下部へと食い進んでいる。
そのところの別の部分からは、コクワガタの3令が下部へと食い進んでいたが、やはり食痕の質はオオクワガタのものとは比較にならない・・・。
ここに姿を現したオオクワガタ3令は、サイズからいってもごく普通の感じですが、迫力はあります。
オオクワガタ3令幼虫
それにしても随分と堅い部分を食べているね
さらに拡大して写真を撮ってみると、その堅い感じ食痕の様子がはっきりと分かりますが、これ程見事な食痕はオオクワ以外にはありません・・・。
堅く詰まった食痕とオオクワガタ3令幼虫
クワ友が写真を撮った後、3令を取り出してみるとやはり3令は迫力がありますね。
3令♂(体重10,9グラム、頭幅10,1ミリ)
この後、寄生蜂の犠牲になった3令幼虫がの頭部が痛々しい感じで出て来ましたが、ここでも自然界を生き延びる厳しさを目の当たりにしたのです。
さらにその続きをチェックしていると、下部へと食い進んだ食痕は、そこで終わりとなり、今度は上部の比較的堅い部分にチェックを入れていくと、黄色くなった食痕の先に3令に加齢して間もない幼虫が姿を現しました。
オオクワガタ3令幼虫
この部分の材質もひじょうに堅めではありましたが、その中を食い進むオオクワガタの姿には感動してしまいます。
ひょっとしたら、寄生蜂で犠牲になった3令のようになってしまう可能性もあり、自然界の中で生きる事の厳しさは、色々な地域で採集していても痛切に感じますね。
場合によっては、全滅してしまっているケースも珍しくありませんから、自然界を生き抜くという厳しさがどれ程のものなのかは、全部は理解出来ないにしろ貴重な場面を見れるという事が、私にとっては勉強のひとつになりますね・・・。
さて、加齢して間もない小型の3令幼虫ですが、頭幅が9,6ミリのオスのようです。
これなら、中歯型で羽化してくれるでしょう・・・。
3令♂(体重2,6グラム、頭幅9,6ミリ)
この後、クワ友が朽ちた続きの部分をチェックしたものの、追加はなかったようです。
さて、私の方は○○のカワラ材をチェックしていると、こんな太い感じの食痕が姿を現したのです。
これは来たかな~
材質は、比較的柔らかいですが、問題は太目の食痕の中に糞が混じっているか否かもオオクワであるかどうかの判断材料にはなります。
1、食痕は、粗く太い。
2、食痕の中の糞の混じりは殆んど見られない。
3、食痕の詰まり方は、それ程堅くなくどちらかと言えば柔らかめである。
3令の食痕
この様なケースでコクワガタが出て来たことは皆無ですが、考えられるのはオオクワガタかアカアシクワガタケースです。
過去にもこの様なケースで両方のパターンがありました。
さて、どうなんだろうかと思いましたが、私自身の正直な気持ちは、アカアシクワガタの可能性が大であると感じました。
この状況の雰囲気とかからですが、ただし、オオクワガタの可能性も少なからずあると考えていました。
そこで近くまで来ていたクワ友を呼んで見てもらう事にしました。
私「○○さん、これどう思いますか?」
友「いやあ、オオクワじゃあないですかねえ!」
私「食痕の中に糞が混じっていないから、オオクワかアカアシだと思うけど・・・。」
友「う~ん・・・」
私「じゃあ、続きを早速チェックしてみるよ!」
そして、しばらく食痕を追い掛けていったところ、出て来たのはこんな感じの3令でしたが、この写真のアングルでは、オオクワガタのように見えなくもないですが、100%アカアシクワガタでした。
残念ですが、違うものは違います・・・。
アカアシクワガタ3令幼虫
この後もアカアシ君のお仲間が出て来ましたが、やはりオオクワガタとは異なりました。
さて、ここではこの後も朽ち木のチェックをしましたが、追加はなく車に戻って昼食休憩をする事にしました。
そして、本日3ポイント目へ移動・・・。
しかし、ここは手付かずの材が少しだけあったものの、手応えなく4ポイント目へ移動する事になりました。
ここも良材があったものの、残念ながら本命は出ず・・・。
16時半を過ぎると辺りは暗くなって来て、ヘッドライトを装着しないと見え難い状況となっていた。
そこで、ここが最後と決めていたポイントへ入る事にしました。
そして、1本の朽ち木をチェックした時だった。
2令サイズの食痕の先に間違いないオオクワガタの2令が出た後、3令初期の幼虫が姿を現しました。
間違いない、オオクワだ
オオクワガタ
クワ友と交代しながら割り出しをやり、きりの良いところで終了する事にしました。
この日の採集が終了した頃には、当然ですが辺りは真っ暗で、足元を照らしながらようやく車に戻り、夕食を済ませて帰宅したのでした。
オオクワガタ2令・3令
クワ友さん、色々とお世話になりました・・・
また出掛けましょう
終わり・・・。
12月も残り3週間となりましたが、これからはもっともっと忙しい日々を迎えますから、何とか頑張らないと・・・。
さて、それでは先日のオオクワ採集記です・・・。
この日は、クワ友と現地で待ち合わせした後、いくつか決めておいたポイントへと順番に入ってみる事にしました。
まず1ポイント目に入ってみると、全体的な雰囲気は良く手付かずの材が所々に存在している。
クワ友と別れて思い思いの材をチェックしていった。
私の進んだ方向には、怪しい材がいくつか確認出来るものの、チェックしてみるといつものコクワ君ばかり・・・。
そんな中、これはと思える2令サイズの食痕が出ましたが、やはり主はアカアシ君だった・・・

この後も良材が見つかるものの、やはり本命の姿はないようです。
クワ友に連絡をしてみましたが、彼も手応えがなかったとの事で、次の2ポイント目へと移動する事にしました。
車を止めてから、ボチボチと歩きながら材探しをしていると、ここも手付かずの材が所々に確認出来た。
ここなら面白そうだなあ・・・

ポイントへ入って1時間以上が経過した頃だった。
クワ友から、”多分間違いないと思います!”との連絡をもらい、チェック途中の材をそのままにしてその場に行ってみると、そこには極太食痕と大きなボデーの3令の姿が確認出来たのです。
いやあ、これは完璧だね


随分と堅い部分を食しながら、下部へと食い進んでいる。
そのところの別の部分からは、コクワガタの3令が下部へと食い進んでいたが、やはり食痕の質はオオクワガタのものとは比較にならない・・・。
ここに姿を現したオオクワガタ3令は、サイズからいってもごく普通の感じですが、迫力はあります。

それにしても随分と堅い部分を食べているね

さらに拡大して写真を撮ってみると、その堅い感じ食痕の様子がはっきりと分かりますが、これ程見事な食痕はオオクワ以外にはありません・・・。

クワ友が写真を撮った後、3令を取り出してみるとやはり3令は迫力がありますね。

この後、寄生蜂の犠牲になった3令幼虫がの頭部が痛々しい感じで出て来ましたが、ここでも自然界を生き延びる厳しさを目の当たりにしたのです。
さらにその続きをチェックしていると、下部へと食い進んだ食痕は、そこで終わりとなり、今度は上部の比較的堅い部分にチェックを入れていくと、黄色くなった食痕の先に3令に加齢して間もない幼虫が姿を現しました。

この部分の材質もひじょうに堅めではありましたが、その中を食い進むオオクワガタの姿には感動してしまいます。
ひょっとしたら、寄生蜂で犠牲になった3令のようになってしまう可能性もあり、自然界の中で生きる事の厳しさは、色々な地域で採集していても痛切に感じますね。
場合によっては、全滅してしまっているケースも珍しくありませんから、自然界を生き抜くという厳しさがどれ程のものなのかは、全部は理解出来ないにしろ貴重な場面を見れるという事が、私にとっては勉強のひとつになりますね・・・。
さて、加齢して間もない小型の3令幼虫ですが、頭幅が9,6ミリのオスのようです。
これなら、中歯型で羽化してくれるでしょう・・・。

この後、クワ友が朽ちた続きの部分をチェックしたものの、追加はなかったようです。
さて、私の方は○○のカワラ材をチェックしていると、こんな太い感じの食痕が姿を現したのです。
これは来たかな~

材質は、比較的柔らかいですが、問題は太目の食痕の中に糞が混じっているか否かもオオクワであるかどうかの判断材料にはなります。
1、食痕は、粗く太い。
2、食痕の中の糞の混じりは殆んど見られない。
3、食痕の詰まり方は、それ程堅くなくどちらかと言えば柔らかめである。

この様なケースでコクワガタが出て来たことは皆無ですが、考えられるのはオオクワガタかアカアシクワガタケースです。
過去にもこの様なケースで両方のパターンがありました。
さて、どうなんだろうかと思いましたが、私自身の正直な気持ちは、アカアシクワガタの可能性が大であると感じました。
この状況の雰囲気とかからですが、ただし、オオクワガタの可能性も少なからずあると考えていました。
そこで近くまで来ていたクワ友を呼んで見てもらう事にしました。
私「○○さん、これどう思いますか?」
友「いやあ、オオクワじゃあないですかねえ!」
私「食痕の中に糞が混じっていないから、オオクワかアカアシだと思うけど・・・。」
友「う~ん・・・」
私「じゃあ、続きを早速チェックしてみるよ!」
そして、しばらく食痕を追い掛けていったところ、出て来たのはこんな感じの3令でしたが、この写真のアングルでは、オオクワガタのように見えなくもないですが、100%アカアシクワガタでした。
残念ですが、違うものは違います・・・。

この後もアカアシ君のお仲間が出て来ましたが、やはりオオクワガタとは異なりました。
さて、ここではこの後も朽ち木のチェックをしましたが、追加はなく車に戻って昼食休憩をする事にしました。
そして、本日3ポイント目へ移動・・・。
しかし、ここは手付かずの材が少しだけあったものの、手応えなく4ポイント目へ移動する事になりました。
ここも良材があったものの、残念ながら本命は出ず・・・。
16時半を過ぎると辺りは暗くなって来て、ヘッドライトを装着しないと見え難い状況となっていた。
そこで、ここが最後と決めていたポイントへ入る事にしました。
そして、1本の朽ち木をチェックした時だった。
2令サイズの食痕の先に間違いないオオクワガタの2令が出た後、3令初期の幼虫が姿を現しました。
間違いない、オオクワだ


クワ友と交代しながら割り出しをやり、きりの良いところで終了する事にしました。
この日の採集が終了した頃には、当然ですが辺りは真っ暗で、足元を照らしながらようやく車に戻り、夕食を済ませて帰宅したのでした。

クワ友さん、色々とお世話になりました・・・

また出掛けましょう

終わり・・・。
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