今期2度目のブナ帯採集・・・。

ここ数日間で、何名かのクワ友から採集報告をもらいました。
皆さん、本当に良く頑張っているなあと感心させられてしまいます。
1本の朽ち木を見つけるためにどれだけの範囲を歩き、そして、そこに辿り着くまでの苦労は、なかなか理解出来るものではありません。
そんな感動を求めて、今期2度目となるブナ帯採集へ出掛けて来ました。

幸い天候には恵まれて空気も美味しく、絶好の採集日和となりました。

ブナ林に入っていくと延々と続く壮大な風景には圧倒されてしまいます。

時折見掛ける朽ち木をチェックしていくが、他種のクワガタの幼虫は見掛けるものの、本命の姿はなかなか見当たらない・・・。

途中でクワ友と合流して情報交換するものの、あちらも手応えがない様子だった。

DSCN1216.jpg   壮大なブナ帯

昼食休憩を取ってから再度ポイントを変えながらの探索をしましたが、あっという間に午後の部も終わってしまい、ついに1日目が終了したものの、成虫の死骸をクワ友が確認したのみに終わりました。

しかし、その死骸が出ただけでもその後に期待が持てる結果となったのです。

そして、2日目が始まった・・・。

ここには、本命が生息していると言う事を信じてこの日もみんなで分かれての探索を開始した。

所々に良い感じの朽ち木が存在するものの、やはり出て来るのは他種の幼虫ばかり・・・。

途中、明らかにクマのものと思われる大きな糞を見つけましたが、いやはやこんな光景も珍しくはありません。

DSCN1217.jpg   クマの糞

昼食休憩後にポイント移動しながら山の中を歩いていると、途中で雨が降って来たので、しばらく大木の下で雨が弱くなるまで雨宿りした後、ちょっと小降りになったのを見計らって山を降りたところで別のクワ友達と合流した。

聞けば、立ち枯れからついにオオクワガタの3令が出たようです・・・

タッパーの中には、きれいな3令幼虫が入っていた。

大きな容量の材という事もあり、メンバー全員が集まってその材をチェックしてみる事にしましたが、極太食痕が何本も走っているものの、その全てが死骸で確認されたのです。

こんな事は、そうそうないように思われがちですが、やはり極寒の地域においては加湿による凍死や寄生蜂・コメツキ・啄木鳥等によって犠牲になるケースが意外と多いようです。

それだけにこの様な極寒の地域で長い年月を経て成虫となるまでの間には、様々な試練が待っているわけですから、成虫として出て来るのはかなり価値があると思いますね。

そのような光景を目の当たりにした私達ですが、この後にチェックした立ち枯れでも自然界の厳しさを知る事となりました。

もう辺りはすっかりと暗くなり、ヘッドライトを装着しての朽ち木のチェックをしていた時だった。

立ち枯れ上部にオオクワガタの産卵痕らしきものを確認してチェックをしていると、そこには寄生蜂による死骸とコメツキ虫によるものと思われる初令幼虫の死骸が多数確認出来たのです。

どうか生き残っていてくれと願いながら、少しづつチェックしていると、目の前に無事に姿を現した初令幼虫を確認する事が出来ました。

良かったなあ・・・

ここでクワ友と交代してチェックしてもらいましたが、残りの食痕の先にいたものは、やはり初令の死骸だったのです。

結局、時間切れとなり、2日目の採集が終了となりました。

う~ん、本当に厳しいなあ・・・。

今回の採集は、材探しに夢中になり過ぎてしまい、ナイター採集をした事も重なり、殆んど取り出し時の写真を撮る事が出来ませんでしたが、翌日撮った唯一の初令の写真がこれだった・・・。

DSCN1221.jpg   オオクワガタ初令幼虫

たった1頭と思うかもしれませんが、この1頭は、私にとっては特別な1頭になりました。

それは、昨日の状況からして寄生蜂・コメツキ虫から逃れる事の出来た唯一の1頭であったからです。

そのような中から採集をした初令ですから、より大切に飼育しなければと思いますね。

こうして、あっという間の2日間が終了し、この日もホテルの近くのファミレスにてクワ談義に花が咲き、あっという間のひと時でした。

そして、翌日はポイントを大きく移動しての探索が始まった。

天候も良さそうだし、空を見上げれば最高ですね・・・

DSCN1228.jpg   天気は最高!

遠近共に紅葉が綺麗だし、気分は爽快です・・・

DSCN1227.jpg   延々と続くブナ帯

この日もみんなで時間いっぱいまで頑張りましたが、最後の最後に厳しいながらも何とか本命の顔を見る事が出来ました。

本当に厳しかった採集ですが、今回の遠征でオオクワガタの貴重な生態の1つを知る事が出来たので、それを知る事が出来ただけでも、今回のブナ帯採集は大成功だったと言えます。
殆んどの方は、それを聞いたら信じられないと驚くでしょうね。
しかし、極寒の地域で逞しく生息しているオオクワガタの姿を見ていると、よりいっそう愛着が湧いてくるし、限りない価値観というものを感じます。

DSCN1226.jpg   オオクワガタ3令幼虫

今回も色々とお世話になったクワ友達には感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の採集記は、写真が殆んどなかった事もあり、簡単にまとめさせて頂きました。

また次回会える日を心待ちにしています。次回も楽しみましょう

     終わり・・・。



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