今期初のブナ帯遠征・・・パート2。

プロ野球の日本シリーズは、巨人対楽天が2勝2敗のタイとなり、面白くなりましたが、MLBのワールドシリーズは、田沢・上原の所属するレッドソックスが、4勝2敗でカージナルスを下して世界一になりましたね。
日本人の活躍が光った世界一への道のりですが、良かったですね・・・
後は日本シリーズの行方が楽しみですね・・・

それでは、採集記の続きです・・・。

歩き廻って、ようやく1本の立ち枯れに辿り着いて、念願のオオクワガタの3令をゲットした事に喜びを感じていた私の元へ1人のクワ友が合流し、ここで交代して上部の状態の悪い部分を取り除きながらのチェックが開始された。

古い食痕がいくつか確認され、その先には既に抜けてしまった後の蛹室や蛹室内で死んでいる大歯型(60ミリクラス)の姿も確認されましたが、そんなボロボロとなった状態の悪い部分のサイドには新しい感じの3令の食痕がまだいくつも走っていたのです。

クワ友がその食痕を慎重に追い掛けながらチェックをしていくと、その先で3令幼虫が姿を現したのです。

この時には、雨脚が強まり殆んど写真が撮れない状態の中で、クワ友は何とか数枚の写真を撮ることが出来たようです。

彼が1頭目を割り出した時点で、ガッチリと握手を交わし、さらに続きを削っていったのです。

材自体はそれ程大きなものではなかったですが、どこから幼虫が出て来るのか分かり難いので、かなり時間を要する結果となりました。

何頭かを取り出した後に別行動をしていたクワ友達が合流し、そこから再度交代をしながらの取り出しとなった。

彼らの話では、1本目の材でオスの成虫を割り出したようですが、残りは残念ながら抜けていたようです。

私が現在の状況を説明し、クワ友の1人にチェックをしてもらうと、かなり堅い部分を食い進んだ1頭が立ち枯れの下部から出たようです。

サイズ的には、体重は7~8グラムですが、頭幅が11ミリを大きく超えており、かなり期待出来るいい3令です。

さらに別のクワ友もチェックをしていたんですが、この立ち枯れのあった場所が斜面の急なところだった為、ちょっとバランスを崩しかけた際、手元付近にあった枝を掴もうとしてすっぽ抜けてしまい、そのまま後転しながら斜面下へ転落しそうになった次の瞬間だった。

そこでその様子を見ていた仲間も”あ~!!”と叫び、直ぐそばにいた私は、彼の転がっていく身体を支えようと手を伸ばしていた。

そして、次の瞬間、後転した彼は転がりながらも両脇の枝を掴んで斜面下に落下する直前に難を逃れたんです・・・

いやあ、本当に驚きましたが、とにかく怪我がなくて良かったですよ・・・。

こんな事がありましたが、気持ちを入れ替えて彼が立ち枯れに向かい合い、なかなか本命の食痕が出ない時間が続いたのです。

DSCN1181.jpg   ブナ立ち枯れの堅い部分を削るクワ友

そして、かなり堅い部分を食い進んでいたオオクワの3令がついに姿を現しました。

いやあ、頑張った甲斐があったねえ

DSCN1183.jpg   オオクワガタ3令♂

東北地方のブナ帯では、決して上部だけにオオクワガタが生息しているわけではありません。

材質にもよりますが、地上1メートル未満の高さにも幼虫・成虫が入っている事は珍しくはないのです。

この時にも、最下部で採れた幼虫が地上50センチ位のところだったし、クワ友の採集した成虫も地上1メートル未満でした。

そうなんです、しっかりとした材質であればその奥で十分に食い進んでいけるのです。

ただ、上部であってもその反対に死んでしまっている幼虫・成虫も見掛けますから、材質や環境によっても成虫まで育って自然界へと出てゆくのが難しいという事も言えるのです。

ですから、成虫として育つまでの過程には、天敵の啄木鳥やコメツキ虫等の存在も侮れませんね。それだけに成虫として採集するその価値観というものは高いものであると考えます。

DSCN1184_20131031083221981.jpg   オオクワガタ3令♂

さて、この堅い材質部分からいくつか出たところで見切りを付けて次の材探しへと向かう事にしました。

一旦車まで戻ってから、昼食休憩を取り、その後ポイント移動しながら次の山の中へと探索を開始しました。

     <火事場の馬鹿力>

”火事場の馬鹿力”とは、一般的に窮地に追い込まれた際に普段考えられないような力が出るというような意味合いで、そのような表現をする事がありますが、実はここのポイント内で私自身がその想像を超えた現場を目の当たりにしたんです。

山の斜面を梯子を担ぎながらクワ友たちと登って行き、途中で梯子を一旦置いた後にクワ友の一人がブナの立ち枯れをチェックするためにさらに上のその立ち枯れを削るために斧を1発2発と入れた次の瞬間だった。

私はその立ち枯れの直ぐ近くにいたのですが、彼が何も発せずにその立ち枯れのあった場所からかなりの急斜面をそのまま真下へと物凄いスピードで駆け下りていったのです・・・

うわぁ~、なんだなんだ~

その走っていった距離は30メートル位はあったはずですが、50メートルを6秒位で駆け抜けるような勢いだったし、しかもかなりの急勾配のある斜面に加えて段差のある部分を2メートル近くジャンプをしながら跳んだのに転びもせずに走っていたんですから・・・。

それにあの物凄いスピードでは、どう見ても転倒しなかったのが不思議だし、目の前に大木があったならばそれに激突して大変な事になっていたに違いありません。

考えただけでも末恐ろしいですが、そもそもこんな事になったのは、立ち枯れを叩いた際に中で巣作りをしていたスズメバチに気が付かなかった彼が頭と耳たぶに刺された後、追い掛けて来たスズメバチから身を守るために一目散に斜面を駆け下りたと言うのです。

彼が物凄いスピードで走ったためにスズメバチを振り切ったという事なんですが、窮地に追い込まれた彼に普通では考えられないような力が働いたものと思われます。

幸い、刺された後は大事には至らなかったので一安心しましたが、一歩間違えば大変な事故になっていたかも知れず、早々にこの山を降りる事にしたのです。

そして、思わぬアクシデントは、この後私に降り掛かりました・・・。

山を降りている途中、梯子を担いでいた私が、後ろ向きになりながら斜面にある枝を掴もうと1本の枝を掴んだ瞬間、その枝が腐っていて折れた直後にバランスを失って斜面の10メートル下に5~6回転しながら落下してしまった。

私自身、何が起こったのかは理解出来ましたが、どのような状態でそこまで転がっていったのかは分からず、後に話を聞いて理解出来ました。
この時は、2~3回転して止まると思っていたらしく、その後も転がっていったので、一瞬”やばい!”と思ったようです。

私も落下しながらどうか無事でいてくれと願いましたが、この時も大事には至らずに良かったですね。

こんなアクシデントが立て続けに3つも起こりましたが、とにかく気を付けて行動しようとお互いに言い聞かせながら、そこから別のポイントへと移動する事になりました。

時間的にもここが最後と決めて入ったポイントを探索してしばらくすると1本の大きなブナの立ち枯れを発見

DSCN1185_2013103108325045c.jpg   ブナの立ち枯れ

近くへ行ってから見てみると状態が良さそうです・・・

材が大きいので、手分けしながらチェックをしていきます。

周辺の材もチェックをしたものの、手応えがない感じです。

時間を掛けて立ち枯れをチェックをしていたクワ友が、ついに確定と思われる極太食痕を探し当てました。

DSCN1187.jpg   立ち枯れ上部には極太の食痕が・・・。

いやあ、これは凄いなあ

もうこの時点で辺りは暗くなり始めていた。

クワ友がしばらくして16~17グラムの3令を割り出したところで、この続きをどうしようかと話し合った結果、このままにして残りを明日やろうと言う事で意見がまとまり、このまま山を降りる事となりました。

山を降りる時には、既に真っ暗でしたが、30分掛けて足早に車まで戻り、着替えを済ませてから宿泊するホテルへと向かったのです。

ホテルへチェックインした後、シャワーを浴びてから食事へと出掛け、お決まりのファミレスにてクワ話をしながらの夕食は美味しかった・・・

そして、やはり話題の中心は、成果も勿論ですが、”アクシデント3連発”だったですね。

この時には、笑えましたが、やはり十分な注意をしなくてはと反省をしながら、明日は気を付けてやりましょうというわけで、早めにお開きをしてホテルに戻った面々はそのまま爆睡状態となったのです・・・

     つづく・・・。
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皆さん〇〇雑技団並のの離れ業ですね。怪我無くて良かったですね。雨の日の採集は気を付けて下さいね。(=^ェ^=)

Re: タイトルなし

> 皆さん〇〇雑技団並のの離れ業ですね。怪我無くて良かったですね。雨の日の採集は気を付けて下さいね。(=^ェ^=)

こ・・98さん、どうもです!
そうですね、今となっては笑い話になっていますが、ひとつ間違えば大変な事になっていたかもしれないですから、何処に行っても細心の注意をしないとなあと反省をしております・・・。
さあ、また頑張りますよ~v-410
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詳しくはKAZUさんプロフへw

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