久しぶりとなるブナ帯採集・・・パート3。

パート2の採集記は、降雨のために殆ど写真を撮ることが出来なかったので記事だけとなりましたが、たまには昔のスタイルの採集記もいいかなと・・・。
雨が降っていると写真どころではなくなってしまうので、この時の画像がお見せ出来ないのがちょっと残念ではありますが、一生懸命に各自が奮闘していたと言う事でご理解下さい・・・。

それでは、採集記の続きです・・・。

採集2日目の朝を迎えましたが、天気は昨日とは打って変わって晴れ間が広がっていい感じですが、その分日中暑くなりそうです。

朝食は、トースト2枚にゆで卵にコーヒーと私にとってはちょっと軽めではありましたが、昨日のポイントへ向かう途中にコンビニでおにぎりを食べてしまいました・・・
昨日のポイントは、一旦材のあるところまで登ってしまいますと、降りてくるのには大変ですから、山の上で昼食休憩を取るようにしっかりと飲料水と昼食も買い込んで、ようやく山の麓へと到着です。

さて、ここから昨日梯子を置いて来た途中のポイントまでひたすら登山です。

まだ、朝の内なので気温が上昇しない分大丈夫だと思いきや斜面を登っていくには相当なエネルギーを消費しますから、流れ出てくる汗も半端ではありません・・・

それでも山々の景色はきれいなので、それを見ているとなんとなく爽やかな気分にさせられます。

DSCN0727.jpg  あちらこちらに積雪が残る

ようやく梯子を置いた地点まで到着し、ここからが梯子を担いでのタフな山登りの開始です・・・。

こんな時は、交代しながら梯子を担いで上のポイントを目指しますが、なかなかの重労働で時には両手で枝を掴まないと滑ってしまって登っていけないくらいの急勾配な斜面もいくつもあり、かなりハードなものとなりました。

しかし、一歩一歩進めば確実に近づいていくので、みんなで励ましあって進んでいったのです。

そして、登り始めて1時間以上が経過した頃、ようやく目的の材が視界を捉えた・・・。

私「あの材ですよ!」

友「良さそうな材ですねえ!」

こうして長かった山登りも終わり、クワ友にこの立ち枯れをゆっくりと見てもらい、あそことあそこが怪しいとか言いながら検証をした後、昨日オオクワガタの3令の死骸とオスの3令の入っていた部分を見てもらう事にしました。

DSCN0729.jpg  運命の立ち枯れ

ここですよ、例の食痕と抜いた後がこの辺りです・・・。

高さは、約6メートルで太さが約1メートル位ですが、下部は比較的堅そうで上部が柔らかそうです。

DSCN0731.jpg  昨日3令を抜いた部分

まずは、梯子を掛けて怪しい部分にチェックを入れていきますが、容量があるためにその怪しい部分を1つチェックするのにも時間が掛かるのです。

30分以上が経過した頃、3令の食痕の先にまたしても3令幼虫の死骸が姿を現しました。

東北地方では、このような死骸が出る事が決して珍しくなく、朽ち木の中で半分以上が死んでいたり、酷い時には全滅していたなんて事もあるくらいですからね。

さらに続きを削っていったところ、今度は蛹室内の小さな黒いものが姿を現したのです・・・。

DSCN0733.jpg  メスの成虫 

最初見た瞬間、アカアシの成虫かなと思ったほどでしたが、良く見ると黒光りしてスジが確認出来たので、これで確定です・・・

オオクワの成虫出たよ~

DSCN0734.jpg  メスの成虫35ミリ

写真を何枚か撮ってから、下にいるクワ友と交代して続きを削ってもらう事にしました。

この成虫は、35ミリのメスでしたが、まだ結構いるのかなあと思っていたら、なかなか後が出て来ません。

結構な容量である事から、梯子を伸ばしたり位置を変えたりしながら、怪しい部分を少しづつチェックをしていきました。

別のクワ友は、探索に出掛けており、なかなか戻って来ない中、こちらは一生懸命チェックをしていると、ようやく2令幼虫が出て来たのです。

DSCN0735_20130524182641.jpg   オオクワガタ2令幼虫

さらに続きを削っていくと、今度は3令幼虫が出て来ました。

まだ、かなりのオオクワガタの幼虫が入っていそうですが、あっという間にお昼になったので、ここで昼食休憩を挟むことにしました。

DSCN0738_20130524182730.jpg  オオクワガタ3令幼虫

もう日中の気温もかなり上昇しているので、ブヨが沢山寄って来ています。

朝の涼しい内は良かったんですが、ちょっとづつ気温が上昇して来たら、あっという間にその数が増えてまとわり付いてきます。

こんな時には、いつも用意しているブヨ除けのネットが最適ですね・・・

昼食を食べ終わった頃、クワ友が帰って来たので、声を掛けてみました。

私「どうでしたか~?」

友「う~ん、いい立ち枯れがあったんだけどいくつか抜けていて1頭だけ採れました!」

私「流石ですねえ!」

友「まだ上部をチェックすればいるかもしれないけど、届かないんで止めて来ましたよ・・・。」

いやあ、流石です・・・。

ここでみんなで昼食を済ませた後は、再度交代しながらの取出しが始まった。

ワイワイやりながらの取り出しは、およそ3時間位続き、みんなで楽しめましたね・・・

さて、この立ち枯れの食痕が切れたところで終了とし、今度は下山しながらの材探しをする事にしました。

途中何本かの朽ち木をチェックしたものの、状態が今一で手応えがないまま移動していると、前方に啄木鳥の突付いた形跡のある立ち枯れを発見

その立ち枯れに梯子を掛けて上部を観察してみたところ、むき出しになったひと目でオオクワガタのものと分かる極太食痕が縦横無尽に走り、その食痕の何ヶ所かで啄木鳥によって食べられたと思われる形跡があちらこちらに残っていたのです。

自然界での最強ハンターである啄木鳥に太刀打ち出来る者はいないでしょうね。
私自身は、ブナ帯やクヌギ帯でも数多くのこうした場面に遭遇しているので、その凄さには脱帽です。

それでも、何頭かが犠牲にならずに残っていてくれると信じてチェックしたんですが、ものの見事に抜かれていました。

どこかに残っていてくれと願いながら、材の奥へと入り込んでいる極太食痕を追い掛けていったものの、それすらもダメでした。

そして、2令の新しい感じのする食痕さえも残念ながらその先で、啄木鳥によって見事に抜かれていたしだいです。

途中、クワ友たちとワクワクしながらのチェックでしたが、残念ながら全滅でしたね。

こうして、少しづつ山を下り、ようやく林道に出て、ここでの2日間に及ぶブナ帯採集を終える事にしました。
成果も十分だったので、十分満足した2日間だったですね。

2日間で合計5本の材で当たりましたが、数については非公表としておきます。

DSCN0739.jpg  今回の私の成果

DSCN0744.jpg  クワ友の採集品の一部

今回同行したクワ友さん、本当にお世話になりました。
また次回、ブナ帯採集を楽しみましょう

     終わり・・・。



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