継続する事の重要性を感じた採集・・・パート1。

昨日もクワ部屋の空ビンの洗浄を行い、もうちょっとで片付けが終了しそうです。
毎日少しづつでもやっていれば、徐々に片付いていくのでこれでOKかな・・・。

さて、採集の方ですが、今期はと言うよりも一昨年のシーズンから山梨県での視野を広げた探索を行っているのですが、一部ではあるもののポイント開拓が出来ています。
ただ、殆どが手応えがなく終わっているので、探索の難しさは山梨県に限らず何処へ行っても同様ですが、継続していればたまには思わぬ事に遭遇する事もあります。
言うは簡単ですが、なかなか通い続けるのはサラリーマンとしては、せいぜい多くて月3~4回位ですから難しい面もあります。
しかし、この日記で何度も書いているように手応えのあった時に努力が報われたんだなあと喜びを感じる事の出来る素晴らしさはたまりませんね。

今回の採集は、正にそんな事を感じた1日でもありました。

それでは、先日の採集記です・・・。

     <15年以上の歳月を掛けてようやく手応えが・・・。>

今回もクワ友との採集でしたが、現地で待ち合わせをして合流した後、早速本日の1ポイント目に向かった。
この日は、3ポイント位を広範囲に渡って探索をしながら、時間があればナイター採集でもというようなプランだったのですが、1ポイント目に向かう途中でちょっと思い出したポイントがあったので、そこへ行ってみる事にしました。

ここのポイントは、もうかれこれ15年以上も前から通ってはいるものの、私にとっては未だに採れたという実績がありません。

しかし、いつもここの近くに来ると必ず寄りたくなってしまう不思議な魅力を持っているところなんです。

あまり期待していたわけではなかったんですが、ついつい寄りたくなってしまい、足を運んでしまいました・・・

久しぶりに入ってみると、やはりいい雰囲気です。

クワ友としばらく一緒に話しながら歩いていると、1本の部分枯れした朽ち木が目に入り、私が怪しい部分にチェックを入れた時だった。

そこには、ぽっかりと穴の開いた部分に3令幼虫の姿があったのです。

オォ~、オオクワか~

いきなりの出来事に驚いたのは言うまでもありません・・・

う~ん、でも100%オオクワとは言い切れないので、写真を撮った後に取り出して確認をしてみます。

大顎が擦れて短くなっているので、何となくアカアシっぽさも感じられたんですが、取り出してみたらオオクワ確定でした・・・

クワ友と朝一の出来事だったとはいえ、採れた事に感動しガッチリと握手・・・。

DSCN0669.jpg  オオクワガタ3令♀(体重2,3グラム、頭幅8,5ミリ)

サイズは小ぶりですが、立派なメスです。

ここでクワ友も一緒にもう1箇所の朽ちた部分をチェックしましたが、入っていたのはこの1頭のみだった。

幸先良く1頭が採れた事で、このポイント内を広範囲に渡って朽ち木を探しましたが、”これは入っているでしょう!”と思える朽ち木が何本かあったものの、追加はありませんでした。

それでも15年以上の歳月を掛けて、ようやく1頭のオオクワガタに巡り会えた事に感謝して、この場を後にした。

そして、本日2ポイント目になるところへ移動し、しばらく2人で行動した後、彼とわかれて探索を開始した。

ここのポイントは、私自身、広範囲に渡って材がある事は分かっていましたが、その半分も歩いていないので、彼の攻めた方角で1本だけ何年も前から気になっている材がある事を彼自身に告げておきました。

と言っても、状態が素晴らしいのにいつも他種の幼虫しか確認出来なかったので、今年辺り入ってくれていたら有り難いのになあと思っていた程度でしたが、この材が後々とんでもない事になるとは思いもよらなかったのです・・・。

さて、私はここでのポイントも過去に一度だけ近隣で採集した事はあるものの、この地域では過去に一度も採れた実績がなかったので、少しでも手応えを感じる事が出来ればなあと思っていました。

そして、全く手の付けられていないポイントを探索していると、所々に朽ち木が確認出来ます。

これはもしやと思える朽ち木も何本かあったものの、出て来るのは他種の幼虫ばかり・・・。

さらに進んで行った先で、こんな情景を目にしたのです。

おそらく熊の引っ掻いた後と思われますが、縦横と引っ掻いているのが良く分かります。

DSCN0672_20130419194655.jpg  熊のものと思われる引っ掻いた痕跡

しばらくこの引っ掻かれた部分を眺めていましたが、それにしてもこんな堅い木をえぐるような強力な爪で振り下ろされたらひとたまりもありませんね。

そして、さらに奥へと進んでいた時だった。

クワ友からの電話が鳴った・・・。

これは、もしや来たかな~

電波の届きにくい場所だったのにもかかわらず、何とか繋がったようです。

私「もしも~し、出たの~?」

友「出ました~!多分、KAZUさんの言っていた木だと思います。」

私「そうかあ、良かったねえ!」

友「とりあえずメスの成虫が出ましたが、結構入っていそうなのでこっちへ来てくれますか?」

私「そしたら、もうちょっとで探索を終えて林道に出そうなので、その後そちらに向かいますよ!」

友「了解で~す!」

いやあ、それにしてもここのポイントで初めての手応えですから彼も大喜びに違いありません。

私にとっても同様ですが、いったいどんな状態になっているのだろうかと興味津々だった・・・。

一旦探索を終えた私は、林道に出てから彼の元へと向かったのです。

かなり離れてはいたものの、林道を小走りしながら向かった先でようやく彼と合流する事が出来ました。

やはり、その材は数年前に見つけてから何度かチェックをしていたんですが、最後にチェックしたのが2年くらい前の事だった。

その当時より状態が良くて、いつかはきっと入るだろうと期待をしていた材ではあったんですが、本当に良かった・・・

友「KAZUさん、これですよ!」

私「いやあ、やったねえ!おめでとう!」

DSCN0697.jpg  食痕と♀33,5ミリ

そこには、33,5ミリの小型のメスの姿がありました。

ここで食痕と合わせて記念撮影です。

友「KAZUさん、もう1頭でかいメスの3令が出ましたよ。」

そう言って採集した3令を見てみるとかなりの大型で驚きました。

私「いやあ、これはでかいねえ!」

友「とりあえず2頭採らせてもらったんで、続きをやって下さい!」

私「それじゃあ、交代で割ろうよ!」

友「了解です!」

削る前にこの材全体を見てみると、かなり状態が良くて数年前に見つけた時のままのような感じさえしました。

2年以上手付かずであった事に感謝し、早速材を割っていくとコクワガタの幼虫に混じり、オオクワガタの2令幼虫が出て来ました。

この時、そのすぐ下部には太い食痕が剥き出しになっていた。

DSCN0674.jpg  オオクワガタ2令♂ 

さらにその食痕を追い掛けていったところ、その先でポコッと穴が開き、そこにはプリプリとした大きな尻が確認出来ました。

DSCN0677.jpg  プリプリとしたお尻

慎重に廻りを取り除いた後、ここで記念撮影をしましたが、小型のオスのようです。

DSCN0679.jpg  3令♂(体重11,5グラム、頭幅10,0ミリ)

体重は、翌日測定したものですが、11,5グラムでした。
まあ、自然界ではごく普通のサイズではないでしょうか・・・。

この後、クワ友がオスと見間違えるほど大型の9,0グラムの3令メスを割り出し、今度は、私が普通サイズのメスの3令を割り出しました。

DSCN0680.jpg  3令♀(体重8,6グラム、頭幅8,8ミリ)

もうそろそろオスの3令が出てもいい頃なんだけど、なかなか出て来ません・・・。

私「きっとこの奥に大型の3令のオスがいるはずだね・・・。」

友「そうですねえ、最後にドカ~ンと大きいのが出そうですねえ!」

私「次ぎあたりに来るんじゃないの?」

友「いやあ、ワクワクして来ましたねえ!」

そう言って、極太となった1本をクワ友が追い掛けていくと、しばらく追い掛けてから大き目のオスと思われる幼虫が姿を現したのです。

私「これはオスでしょう!」

友「メスなら大き過ぎますよね・・・。」

DSCN0682.jpg  特大3令♀(体重10,0グラム、頭幅9,2ミリ)

写真を撮った後、そっと取り出してみたら、なんと大型のメスだったのです。

私「本当にメスなの?」

友「KAZUさん、ほら間違いないですよ!」

そう言われて確認をしてみると、やはり大型のメスでした。
ただ、10グラムもある(翌日の計測)サイズは、なかなか自然界では珍しいので、これには驚きましたね。

そうすると、さらにこの奥には、まだ見ない大きな幼虫がいるのかもしれません。

そして、ここからが感動の場面へと繋がる幕開けとなっていったのでした。 

DSCN0684.jpg  3令の極太食痕その1

直ぐに出て来たこんなにも太い食痕が、これからの長期戦を予期していたかのように私の目の前に立ちはだかっていたのです・・・。

DSCN0686.jpg  3令の極太食痕その2 

そして、40分にも及ぶ極太食痕との戦いが静かに始まった・・・。

     つづく・・・。
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No title

いや~~いいですね~~ パート2が楽しみです。食痕を追いかけるのって、なんの幼虫であっても楽しーですよね

Re: No title

> いや~~いいですね~~ パート2が楽しみです。食痕を追いかけるのって、なんの幼虫であっても楽しーですよね

こもりさん、どうもです!
そうなんですよ、食痕の先にいる主の正体を追いかける楽しさはたまりませんね・・・(笑)
材割り採集もあとわずかですが、6月頃からは樹液採集が始まりますから、これからも頑張りましょう!

     KAZU
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