fc2ブログ

明日から新年度です・・・。

3月も今日で終わりですね。
明日からは、新年度となりますが、体調を崩さぬように十分な休息を取りながら、感染予防もしっかりと行っていきたいですね・・・
さあ、新年度も頑張ろう
スポンサーサイト



久し振りのご対面・・・。

それでは、先日の採集記です・・・。

この日は、20年以上前からの友人であるクワ友と共に現地へと向かった。

現地で合流した後に1ポイント目と2ポイント目で、それぞれ1本づつ当てた後にとあるポイント内において、1本の部分枯れした材が気になり、その部分枯れした割れ目が怪しいと感じた私は、その部分を剥離しようと斧をひねったところ、なんと目の前のその部分には、丸々とした大きな3令幼虫の姿があったのです・・・

おお~、オオクワだ~

近くにいたクワ友と共に突然の出現に驚いたのは言うまでもありませんが、この次の光景に更に驚く事になろうとは思いもよらなかったのです・・・。

IMG_4915.jpg
オオクワガタ3令幼虫

丸々とした3令ですが、取り出してみると成熟しており、黄色味がかっていた。

IMG_4914.jpg
成熟した3令幼虫♂

それ程大きくは感じなかったのですが、体重を量ってみると14,3グラムあった割には、頭幅が9,8ミリと小さ目であった・・・。

IMG_4918.jpg
オオクワガタ3令幼虫♂(体重14,2グラム、頭幅9,8ミリ)

しかし、更に驚いたのがこの次の場面だった・・・。

チェックしたそこには、蛹室があって、もう一方の切れ端を見た瞬間、なんとそこには成虫の姿があったのです・・・

IMG_4911.jpg
オオクワガタ成虫蛹室の一部

目の前には、裏返しになった♂の成虫の姿がありました

いやあ、ビックリしたなあ

IMG_4912.jpg
オオクワガタ中歯型

手に取ってみると、内歯の状況から中歯型のようです・・・

スマートな綺麗な個体ですが、おそらく先に採った3令幼虫と兄弟と思われます。

IMG_4923 - コピー
中歯型(48ミリ)

サイズは、48ミリですが、1年先に羽化してしまったものと思われますね。

更に部分枯れした比較的堅めの部分をチェックしていったところ、3頭目はこれまた成熟した3令幼虫でしたが、これも兄弟と思われます・・・。

IMG_4920.jpg
オオクワガタ3令幼虫♂(体重13,3グラム、頭幅10,8ミリ)

この後の追加はなく、この材から採集したのは3頭でしたが、この様に同じ兄弟であっても同時期に羽化するものもあれば、1年早かったり遅かったりと、その時の気温・湿度や材質等の条件によって異なって来るものと推測されます。

IMG_4924.jpg
部分枯れ材から採集した3頭

さて、そろそろ昼食休憩に入ろうと思いながら車で走っていると、良い感じのする林が目についたので、ちょこっと見てみるつもりで立ち寄ったところ、1本の部分枯れした部位が気になったので、その部分にチェックを入れると、しっとり感のある2令サイズの食痕が姿を現したのです。

これは来たかな

IMG_4931.jpg
2令幼虫の食痕

その食痕を少しづつチェックしていった先には、間違いのない2令幼虫の姿がありました・・・

IMG_4933.jpg
オオクワガタ2令幼虫♂(頭幅5,4ミリ)

まだ入っている様な感じですが、もう十分なのでここでストップして、クワ友と共に久し振りのラーメン屋に向かい、腹ごしらえをしたのちに午後の部のスタートとなった。

ここでは、前々から気になっていたポイント内にある1本の朽木があり、クワ友にその材をチェックしてもらう事にした。

その怪しい部位をチェックしていくと、最初にコクワガタの幼虫が出た後にその奥からは、樹皮の内側に産卵痕が確認出来たのです・・・

これは間違いなさそうだね

IMG_4934.jpg
オオクワガタの産卵痕

そして、この後からオオクワガタの2令幼虫がいくつか確認出来ましたが、適当なところで終了としたのです・・・。

IMG_4936.jpg
オオクワガタ2令幼虫

ここのポイント内を探索したものの、時間切れとなったところでこの日の採集を終える事になった。
今シーズンにまだ探索したいと思っているポイントは、まだいくつかありますが、他の地域も行く計画を立てている関係で、全部はとても廻れそうにありません。
まあ、楽しみは来シーズンに持ち越しかなと・・・。

IMG_4939.jpg
採集した初令・2令幼虫

もうそろそろ3月も終わりですが、私にとっての材割採集は、残り2ヵ月となりました。
3月は年度末と言う事もあり、色々と忙しいですが、体調管理に努めながら、次回の採集に向けてゆっくりと準備をしたいですね・・・

     終わり・・・。

久し振りのご対面・・・。

暖かくなりましたね、仕事をしていても、ちょっと動くと汗ばむようになり、過ごし易くなって来ました・・・。
そんな中、先日久し振りに♂の成虫とのご対面があり、やはり黒虫との出会いはいいなあと実感出来た1日でしたね・・・

IMG_4915.jpg
オオクワガタ3令幼虫

IMG_4913.jpg
オオクワガタ♂成虫

採集記は、後日時間のある時にUPします・・・

最後の餌交換の時期・・・。

いよいよ、この3月で、いくつかの幼虫たちの最後となる餌交換をやっておかなければいけませんが、残り1週間で何とかボチボチとやらなくては・・・。
それと同時に菌糸ブロックの瓶詰めもやらなくてはいけないし、そろそろ越冬個体たちのゼリーもセットしなくてはと、いそがしいですが暇を持て余しているよりは、こちらの方がやりがいがあっていいですね・・・
さて、クワ友達からの採集報告も聞きましたが、色々なフィールドで経験したものは、必ず本人の採集に活かされるので、どんな状況においても、それなりの成果は上げていますね。
2大産地と呼ばれる山梨県・能勢(大阪・兵庫)に見られる台場クヌギエリア、筑後川・木曽川・長良川・揖斐川等の河川敷に見られるヤナギ帯エリア、東北を中心としたブナ帯エリア、その他の樹種が混在するエリアとありますが、これらのフィールドでの経験値があれば、採集確率がよりUPするものと思います。
それ自体が経験出来る状況下にあるかどうかにもよるので、難しいところではありますが、色々なフィールドを経験出来る状況下にあるのであれば、経験してみるのもより楽しめると思いますね。

履き心地抜群ですね・・・。

以前、登山をやっていた頃から登山用の靴下を愛用して以来、オオクワガタ採集でも登山用(ハイキング用)の靴下を使用していますが、斜面の上り下りを含めたタフなフィールドでは、履き心地良い靴下が最適ですね・・・
素材も暖かくて作りがしっかりしているので、丈夫な事は勿論ですが、私にとっては手放せない必需品です。

IMG_4941.jpg
モンベルの靴下

この様な靴下は、一足2000円くらいから4000円くらいまで様々ではありますが、今回色々なメーカーの中から、手頃な価格のモンベルを購入した次第です。
私自身、年間オオクワガタ採集においては、まあまあ採集回数が多いので、身に着けるものから道具に至るまで、良い物を大事に使用していきたいと思っています・・・。

久し振りにのんびりと単独採集・・・パート2。

このところ、日増しに暖かくなっているのを肌で感じますが、この寒い季節も残り僅かかなと感じます。
しかし、スッキリしないのが新型コロナウイルス感染ですね、一日も早く終息してもらいたいものですが、出来る限りの自己防衛はしていきたいと思っています。

それでは、採集記の続きです・・・。

辛うじて1頭の3令幼虫の生存を確認した事で、ひょっとして、まだいくつかの3令幼虫たちがいるかもしれないと言う期待感が生まれた。
しかし、下の写真でも分かるようにかなりの水分過多の状態では、どうなのかなと言う不安のある中、今度は食痕の上方向のチェックを開始する事に切り替えた・・・。

IMG_4880.jpg
加湿状態の食痕

すると、チェックを開始して間もなくするとポコッと穴が開き、頭上の高さ程のそこには黒い成虫の姿があったのです・・・

しかし、黒くてそこそこの大きさの成虫である事が判明しても、それが♀なのか、それとも♂の小歯型であるのかがまだ分からなかったので、背伸びをしながらライトを当てて確認をしてみたところ・・・。

オオクワの♀だよ

サイズは、そこそこかなと言う感じだったので、写真を撮ってから散り出してみる事にする。

IMG_4882.jpg
蛹室内の成虫♀

出て来たのは、40ミリあるかないかのまあまあの個体でしたが、正確なサイズは、39ミリでしたね。

IMG_4884.jpg
オオクワガタ♀(39ミリ)

こうなると、まだ成虫がいるのか?或いは、ひょっとして♂がいるかもしれないなと微かな期待を持ちながら、続きのチェックをする事となった。
やはり、下部へ行けば行くほど加湿状態となっている状況とは打って変わり、上部には加湿気味ではあるものの、下部ほど状態が悪くないので、これなら大丈夫かもしれないと感じていたその時だった・・・。

ついに2頭目となる3令幼虫が姿を現したのです・・・

IMG_4887.jpg
オオクワガタ3令幼虫♀(体重5,4グラム、頭幅9,3ミリ)

3頭続けての♀でしたが、そろそろ♂が出ても良いのになあと感じていた頃、3頭目の♀が出たすぐ横から、♂らしき3令幼虫が姿を現しましたが、落下しそうな状況だったので、直ぐに取り出して手の平に載せて写真撮影

IMG_4888.jpg
オオクワガタ3令幼虫♂(体重4,1グラム、頭幅10,0ミリ)

栄養価の低そうな材からの♂3令と言う事もあって、頭幅は小さ目の10,0ミリでしたね。
しかし、アゴ先はシャープです。

IMG_4889.jpg
シャープなアゴ先

こんな感じで4頭のオオクワガタを採集し、この場を後にした・・・。
この様な状況では、♀成虫は別としても、他の3令幼虫は無事に羽化までいけたかどうかは何とも言えないですね。

IMG_4900.jpg
加湿状態の材から採集した3令と成虫

さて、この日最後となる5ポイント目は、過去に一度も採集実績のないエリアに行って見る事にした。
このエリアは、確かに広大な地にボツボツとあるクヌギ・ナラを中心とした材があるものの、朽木が少ないと言うのも生息が確認されない要因の一つなのかもしれませんが、とにかく探索あるのみです・・・

やはり、案の定、朽木の数が少ないようで、なかなか材が見つからず、たまに見る事が出来た倒木や切り株も状態が今一で、全く手応えがない・・・

それでも、ひたすら探索あるのみで、朽木を求めてあちらこちらと探していると、部分枯れした材を発見

しかし、状態はそれ程期待出来るものではなく、カミキリムシの幼虫が出て来る以外には、特に手応えを感じるようなものではなかったので、そろそろ諦めて他の材を探そうかなと思っていた矢先の事だった・・・。

とある部位をチェックしていると、そこには堅く詰まった丸々とした2令サイズの食痕が姿を現したのです。

そして、次の瞬間、目の前にはオオクワガタの2令幼虫と思われる独特な雰囲気のある幼虫が姿を現しました・・・

頭を確認するまでもなく、この雰囲気はオオクワガタの2令幼虫に違いないと確信し、取り出してみたところ、間違いないものだった。
オオクワだ~

しかも、私にとっては、この地域においての初ゲットとなり、感慨深いものになりました。

IMG_4891.jpg
オオクワガタ2令幼虫♂(頭幅5,5ミリ)

更に周辺からは、しっとり感のある堅く詰まった食痕の先から、今度は♀の2令幼虫が出て来たのです・・・

IMG_4895.jpg
オオクワガタ2令幼虫♀(頭幅5,0ミリ)

まだ容量はあるものの、貴重な2令幼虫のペアをゲットした事に満足し、これ以上チェックする事をやめてこの場を後にしたのです。

今日の採集の中では、この貴重な地域での初ゲットした2頭が一番うれしかったように思います・・・

IMG_4903.jpg
貴重な2令ペア

ここの地域で生息が確認された事は、私にとっても貴重なデータの一部になるので、まだまだ未開の地域での新規開拓を継続していけたらなと感じましたね。
そして、今回も貴重な樹液木を2本ほど見付ける事が出来ましたが、今まで気が付かなかったところだっただけに今夏の樹液採集がひじょうに楽しみです・・・

     終わり・・・。

久し振りにのんびりと単独採集・・・パート1。

今回は、久し振りとなるホームのフィールドへと単独にて採集する事となった。
採集を始めた頃は、いつも単独でこの地を訪れては、ボウズ、ボウズ、ボウズの連続でしたが、それでもフィールドの中を歩いている事が、私にとっては新鮮に感じられていつも心が癒された事を思い出します・・・
それは現在に至っても同様であり、勝手気ままに採集をする事が出来るのも、単独採集の良いところでもあります・・・
そんなわけで、この日富士山が綺麗に輝いている中を現地へと向かった・・・。

まずは、もう何年も入っていないポイントへと向かったのですが、伐採が進んでいて既に大半の材が切り倒されており、ちょこっとチェックしただけで、何も手応えがなくポイント移動する事になった。

そして、2ポイント目も記憶が曖昧な中、”確かこの辺りだったけどなあ”と探索したものの、材はなし・・・

仕方なく気を取り直して、3ポイント目に向かったところで探索をしていると、手付かずで状態の良さそうな朽木を発見

これは来たなあ

そして、怪しい部分にチェックを入れると直ぐに1本の怪しい太さの3令の食痕が姿を現したのです。

しかし、まだこの時点では、本命のものと思える確証はなく、3令の食痕には間違いないものの、詰まり具合と食痕自体の太さが中途半端な感じであり、どうかな?と言う感じであった。

IMG_4866.jpg
3令幼虫の食痕

この材質ですと、複数の食痕があるはずで、まずは、その内の1本に絞り込んで追い掛けていったところ、その先で3令初期の間違いのない本命が姿を現したのです・・・

IMG_4867.jpg
オオクワガタ3令幼虫♀(体重2,3グラム、頭幅8,9ミリ)

材質は最高であり、写真を撮り終えた後も継続してチェックをしていると、更に3令幼虫が姿を現した。

IMG_4868.jpg
オオクワガタ3令幼虫♀(体重7,3グラム、頭幅9,0ミリ)

そして、次にようやく3令幼虫の♂が姿を現しましたが、頭幅は11ミリあるかどうかかな・・・??

IMG_4870.jpg
オオクワガタ3令幼虫♂(体重4,2グラム、頭幅10,9ミリ)

更に次も先程よりもちょっと体重のある3令♂でしたが、これも頭幅が11ミリ弱であろうか・・・。

IMG_4872.jpg
オオクワガタ3令幼虫♂(体重6,0グラム、頭幅10,8ミリ)

こんな感じで、写真を何枚か撮りながら、簡単な動画撮影もしてゆっくりと取り出しを行っていると、この材から初めてとなる2令幼虫が姿を現したのです・・・

IMG_4873.jpg
オオクワガタ2令幼虫♂(頭幅5,0ミリ)

そして、最後に3令幼虫の♀を出したところで終了とし、ここのポイントを後にした・・・。

IMG_4875.jpg
オオクワガタ3令幼虫♀(体重5,5グラム、頭幅9,2ミリ)

そして、4ポイント目も久し振りに入るエリアではありましたが、朽木が少なく、そう言えば以前チェックした事のある1本の材の存在を思い出し、そこに行ってみる事にしたのですが、どうなっているのかなあと思いながら、ようやくその材に辿り着いたところ、以前と変わらずにそのままの姿で残っていたのです・・・

しかし、もうかれこれ4~5年くらいは経っているだろうか

当時は、状態が良かったのに本命は出ず、他種のクワガタの幼虫が出たのを記憶しているが、さて、久し振りとなるチェックで、材質はどうなのだろうかと思いながら、チェックを開始すると、かなりの加湿状態となった太い食痕が姿を現したのです・・・。

まだ、この時点では本命のものと断定出来ず、水没していなければ良いが・・・。

そんな不安が頭をよぎりながらも、慎重にチェックをしていた先で、ついに姿を確認する事が出来たのです・・・

オオ~、オオクワだ~

IMG_4877.jpg
オオクワガタ3令幼虫♀(体重7,1グラム、頭幅8,6ミリ)

ついに姿を現したオオクワガタ3令幼虫でしたが、この異常な加湿状態の中で、良くぞここまで成長していたものだと感心させられてしまいましたが、いったいこの加湿状態の材の中に生き残っているものはいるのであろうか?と思いながら続きをチェックする事にする・・・。

IMG_4878.jpg
加湿状態の3令幼虫の食痕

この写真でもお分かりの事と思いますが、この位の加湿状態ですと、大半は水没していたりして死んでいる事が多いのも事実です。
ただ、オオクワガタを含む幼虫たちも、食痕の中を雨水などの水分から身を守るために側面に移動したり、上部に移動したりと言った対策を練りながら、材の中をより安全な部位を求めて移動する事も知られている事実なので、水没して死んでいない事を願いながら、続きのチェックをしていく事にする・・・。

IMG_4879.jpg
材質の悪い部分を食い進む3令幼虫の食痕

多分、下部へと食い進んだままでは、生存率は低いものと思われますが、一応その先を追い掛けていくと、そこにはコクワガタの3令幼虫の姿があったのです。
しかし、この食痕の主がコクワガタ3令幼虫であるはずはなく、この後もう一つのコクワガタ3令幼虫が出た後は、本命の姿はなかった・・・。
だとしたら、一旦下部へと食い進んだ後に食痕の中を後戻りしながら上部へと食い進んでいるはずだと推測し、上部のチェックを開始する事となったのですが、その推測がピタリと当たる事となったのです・・・

     つづく・・・。

久し振りに単独での採集へ・・・。

先日の悪天候の中、奮闘していたクワ友ですが、残念ながら手応えはなかったものの、その頑張りは大したものです。
そんな頑張りがあるからこそ、その経験が活かされる時が必ず来るものと思いますね。
さて、久し振りに単独での採集を楽しんで来ましたが、これまで一度も採った事のない地域での採集に成功し、感慨深いものがありました。

IMG_4880.jpg
加湿気味の極太な食痕

IMG_4881.jpg
蛹室内の成虫

IMG_4886.jpg
3令幼虫

IMG_4894.jpg
レアな地域での貴重な2令幼虫

この時の模様は、後日時間のある時にアップしますね・・・

雨にも負けず・・・。

今日は、一日中雨が強まったり弱まったりと言った感じの天候で、仕事中も雨に濡れながら動いていた事もあり、大変でした・・・
しかし、こんな悪天候でも、クワ友の一人は雨具を着用しながらの採集に行っていたようで、私自身も悪天候だからと言って基本的には中止にするような事はないものの、やはり見難かったり、動き難かったりと言った具合に大変です・・・
奮闘していたクワ友には、エールを送りましたが、果たして結果は如何に・・・??

アルバム整理・・・。

昨日は、オオクワガタの同定の話をさせてもらいましたが、誰しも最初があります。
最初から、同定の出来る方はいませんが、学習や復習をはじめとして実際にフィールドで数多くの他種を含めた幼虫たちの特徴を見比べる事で、ある程度の同定力は養われていくと思います。
私自身も最初は、コクワガタとオオクワガタの判別も分からないし、ましてやノコギリとオオクワの判別など分かるはずもありませんでしたが、それでも勉強する気持ちさえあれば、徐々に理解出来るようになるものです。
しかし、同じフィールドのみですと、例えば岐阜県・愛知県などにみられる河川敷では、倒木・切り株以外の立ち枯れ材や部分枯れ材では、オオクワガタかコクワガタのどちらかなので、同定は比較的楽ではありますが、多産地と呼ばれる山梨県などでは、アカアシクワガタやスジクワガタ等が混在する事から、より一層同定が難しくなって来ます。
勿論、切り株や倒木を含めたらヒラタ・ミヤマも確認する事がありますし、ブナ帯へ行けばヒメオオクワガタや高山種のクワガタの幼虫も混在していますから、尚更厄介ではありますが、要するに”オオクワガタ”の特徴が理解出来ていれば、他種の詳細が分からなくとも大丈夫だと思いますよ。

以前、こんな話を聞いた事があります・・・。

それは、オオクワガタのブリード歴の長い有名な方が、フィールドのオオクワガタの幼虫を目にした時に同定出来なかったらしいのです。
これは、普段から同定する必要のないオオクワガタの幼虫だらけの中で生活していると、見慣れている事で不審に思う事がないからだと思います。
しかしながら、自然界でのクワガタの幼虫たちは、オオクワガタの数は少なく、他種の数が圧倒的に多いですから、迷うのも無理はありません。
ましてや、現在のブリードでは、大型が多いですから、当然の事ながら頭幅も異なっているので、自然界におけるオオクワガタの幼虫たちは、朽木自体の良し悪しや遺伝子によっても大型から小型が存在するので、規格外の幼虫たちも存在するわけです。

そんなわけで、大した参考にもならなかったかもしれませんが、色々な面での勉強をして行けば、同定力はUPしていくと言う事ですから、まずは努力をする事からですね・・・。

さて、先日の遠征を終えたところで、アルバムの整理をしてみましたが、私自身、オオクワガタを最初に採集した1996年から、少しづつ写真を撮り続けて現在に至っていますが、ようやく92冊目のアルバムになりました。

IMG_4862.jpg
積もり積もって、ついに92冊目

IMG_4864.jpg
先日の遠征時の写真

全てが手書きで、詳細事項を書き加えながら、現地で食したものや立ち寄った店の様子などを振り返ると、懐かしく感じられて良いものです・・・
特に私自身は、これらのアルバムを何度となく振り返って見たりするのも好きなので、継続して来て良かったなあと感じています。

さあ、次回の採集頑張ろう
プロフィール

☆KAZUさん☆

Author:☆KAZUさん☆
詳しくはKAZUさんプロフへw

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カウンター
カテゴリ
リンク
QRコード
QRコード
お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文: